2020.11.11

阪神高速環状線リニューアル工事            約20年ぶりの大規模補修工事

阪神高速道路は、構造物の長寿命化に向けた「高速道路リニューアルプロジェクト」の一環として、「1号環状線リニューアル工事2020南行」を実施する。  1日の利用台数が約25万台(2019年平日平均)にも上り、大阪都市圏の道路ネットワークの最重要道路の一つである環状線。前回の大規模補修工事から約20年が経過し、経年劣化により舗装や伸縮継手などの損傷が顕在化している。また、供用開始から50年以上が経過し、車両の大型化や大型車の走行負荷の蓄積で道路橋の床面であるコンクリート床版などで、構造物の損傷が進展しつつあるという。10日間の終日通行止めを伴う今回のリニューアル工事により、道路の安全性と走行性の向上、沿道環境の改善と長寿命化を図る。

工事は2段階に分けられ、まずステップ1として1号環状線(梅田~夕陽丘)で11月10日から実施。コンクリートの床版の取り替えや防水機能の向上、舗装の補修と伸縮継手の取り替え、道路標識や看板、区画線の改良を行う。ステップ2では、通行止め区間を12号守口線 南森町・扇町付近のみに縮小した上で、20日から7日間継続でコンクリート床版の取り替えを完了させる予定となっている。
 
詳細については、以下の通り。
【『1号環状線リニューアル工事2020南行』概要】
~STEP1~ 区間:1号環状線 梅田~夕陽丘 日時:2020年11月10日(火)午前4時~20日(金)午前6時 工事概要:コンクリート床版の取り替え・防水機能の向上、舗装補修・伸縮継手取り替え、道路標識・看板取り替え、区画線改良
~STEP2~ 区間:12号守口線 南森町・扇町付近 日時:2020年11月20日(金)午前6時~27日(金)午前6時 工事概要:コンクリート床版取り替え ※ 舗装補修、標識取り替え工事等の残工事についても実施

大阪に車で行かれる方はお気を付けください

https://hanshin-exp.co.jp/renewal/loop-s2020/