朝倉・秋月に季節外れのひな飾り 人形600体虫干し

重陽の節句の9日、「筑前の小京都」と呼ばれる福岡県朝倉市秋月地区にある県有形文化財「長屋門」前の石段に、ひな人形約600体が並べられました。
虫干しを兼ねて再び人形を飾る「後(のち)の雛(ひな)」と呼ばれる風習にちなんだもので、市とあさくら観光協会が2016年に始めた行事。職員や地元住民らが石段に赤い布を敷いてひな人形を並べると、通りかかった観光客や市民が物珍しげに見入っていた。