2022.11.25

両備グループがタクシーの配車アプリ開発

タクシー事業などを手がける両備グループが配車アプリを独自に開発し、11/24日から運用を始めました。
今後、高齢者向けの画面を導入するなど、地域のニーズにあったサービスを提供していくことにしています。

配車アプリの運用を始めたのは、岡山市内にあるタクシー会社、「岡山交通」と「岡山両備タクシー」の2社です。
これまで、全国のタクシー会社が登録する配車アプリを活用していましたが、両備グループでは、地域のニーズにあったサービスを提供しようと、独自のアプリを開発しました。
このアプリでは、これまでと同じように、スマートフォンを使ってタクシーを呼ぶことができ、あらかじめ行き先を入力するとおおよその料金や所要時間が表示されます。
また、来年1月ごろには、事前予約や運賃のインターネット決済の機能を付け、来年夏ごろには、高齢者向けに文字やボタンを大きく表示する機能も加える予定です。
さらに、将来的には、地域の小売店などと提携して、ポイントなどのサービスが受けられるようにしたいとしているほか、グループ以外のタクシー事業者にもアプリを提供することも検討しています。
両備グループの小嶋光信代表は「都会とは違った、高齢化が進む地方のニーズに合うアプリを開発した。さまざまなサービスを提供し、利用者の生活を守れるようにアプリを進化させていきたい」と話しています。