2021.11.01

米のホテル大手と積水ハウス 九州各地の道の駅にホテル開業へ

九州各地の道の駅で、新たにホテルを開業する計画が明らかになりました。
アメリカのホテル大手「マリオット」が福岡と佐賀、それに熊本と鹿児島で開業し、地域の観光の拠点にする狙いです。

計画によりますと、アメリカのホテル大手「マリオット・インターナショナル」と「積水ハウス」は、九州各地にある道の駅に共同で新たにホテルを建設し、2023年春から順次、開業する予定です。

このうち、福岡県うきは市にある「道の駅うきは」では、駐車場の一部の敷地に3階建て、51室の客室があるホテルを建設します。
名称は「フェアフィールド・バイ・マリオット・福岡うきは」で、ホテルは宿泊に特化し、食事や買い物は道の駅や地域の店を利用してもらうことで協力しながら地域の観光の拠点にする狙いです。

九州ではこのほか、佐賀県嬉野市と熊本県阿蘇市、それに鹿児島県垂水市でも再来年秋までに同様のホテルを開業する計画です。

コロナ禍で苦しむ地域の観光が道の駅の新たな活用で活性化することが期待されています。