温暖化対策の新たな選択肢「ブルーカーボン」

中部地方整備局と愛知県は「ブルーカーボン」に着目したシンポジウムとサイドイベントを、今年2月に、名古屋港水族館で開催すると発表しました。

愛知県のホームページのよりますと、「ブルーカーボン」とは海藻などの海洋生態系に吸収される炭素のことで、地球温暖化の原因とされるCO2の新たな吸収源として注目が集まっているということです。

シンポジウムではNPO法人「海辺つくり研究会」の理事・木村尚さんが基調講演するほか、熊野灘・伊勢湾・三河湾の藻場に関する取り組みや、佐久島しおさい学校による藻場の再生活動など、この地方の「ブルーカーボン」に関する事例も発表される予定です。

同日に開催されるサイドイベントでは、三河湾の生きものに触れ合えるタッチプールや愛知県産海苔の等級当てクイズ、海にちなんだ工作体験など、子どもが楽しめる催し物を実施。

シンポジウムは事前の申し込みが必要ですが、サイドイベントは予約不要で自由に参加が可能。どちらも参加費は無料ということです。

開催日は2024年2月18日が予定されています。