福岡で「日本版ライドシェア」に九州初の許可タクシー18社       夕方から夜に限定

一般の人がマイカーで客を運ぶ「日本版ライドシェア」に関し、九州運輸局は27日、福岡県のタクシー会社18社に許可を出しました。九州では初。福岡市と周辺市町を含む「福岡交通圏」で、タクシー会社と契約した白ナンバー車両の営業運行が可能となります。

18社は福岡交通や双葉交通など。このうちシティタクシーはアルバイト運転手の面接中という。時給1200円で、燃料費や通信費は別途支給する。同社の担当者は「ライドシェアをきっかけに業界を知ってもらい、ゆくゆくはタクシー運転手として雇用できれば」と話した。

ライドシェアを利用する場合、配車アプリに目的地などを入力し、車を呼びます。時間帯は主に夕方から夜に限られます。

日本交通系の「GO(ゴー)」や、中国系の「DiDi(ディディ)」といった配車アプリの運営会社が福岡でのサービス開始を表明しています。タクシー各社の準備が整い次第、6月にも運用が始まる見通しです。