もうすぐ節分!恵方巻の豆知識

節分に恵方巻きを食べるのはなぜ

日本では昔から、長いものは縁起がいいと考えられています。大晦日に年越しそばを食べるのも、そばの麺が細くて長いことから、「何歳になっても元気で過ごせるように」と長寿や延命を願う意味があります。そのため、恵方巻きのような巻き寿司も縁起がいいものと考えられているようです。
また、恵方巻きには、七福神にあやかって海の幸や山の幸など、豪華な7種類の具材を入れることで幸運を呼び込もうという狙いがあるのでしょう。

恵方巻きを1本丸かじり(丸かぶり)する理由

‌恵方巻きは、切らずに1本をまるごと頬張るのが習わし。しかも食べている途中は、人と話したりせず、黙って1本を食べきらなければなりません。これは、一気に食べることで幸運を逃さないようにするため。恵方巻きを包丁で切ると、「縁が切れる」と考えられています。そのため、せっかくの運をしっかり手に入れられるよう、1本を一気に食べきることが大切なのです。
恵方巻を食べる方角は毎年変わりますが、令和5年(2023年)の恵方巻を食べる方角は「南南東」です。

節分にはぜひ恵方巻を食べて幸運を手に入れてみては。