道頓堀の「くいだおれ太郎」にヤマハがドラム贈呈

大阪・道頓堀のシンボル「くいだおれ太郎」に4月24日、ヤマハミュージックジャパン(東京都港区)から同社のスネアドラムが贈呈された。(なんば経済新聞)

贈呈されたドラムは、騒音の中でも音が響きやすいというコンサートスネアドラム「CSS-1450A」。ヤマハが4月1日、「くいだおれ太郎」に同社のドラムだけを使うよう専属契約を結び、契約締結を記念し贈呈された。
 
「くいだおれ太郎」は、1950(昭和25)年に料理店「大阪名物くいだおれ」の店頭に登場した宣伝人形。2008(平成20)年に料理店が閉店した後は、翌年にリニューアルオープンした「中座くいだおれビル」の正面入り口に設置。2017(平成29)年、ヤマハのマーチングキャリア「9500シリーズ」の発売記念キャンペーンで同社と初コラボした。

ヤマハ管弦打営業部の可児吉則さんは「『くいだおれ太郎』さんは73年休まずに太鼓を叩き続けている大先輩。新型コロナ禍でふさぎ込んでいた大阪や世界を元気づける話題になれば」と話す。くいだおれ(大阪市中央区)の柿木央久専務取締役は「長いことやってるとええことおますな」とくいだおれ太郎の気持ちを代弁した。